★SUZUKI GSX1100S カタナ マフラー製作 サイレンサー編
ぐぅーっと、まぁーるく曲がったエキパイ、そしてテールパイプからサイレンサー、なかなか迫力も出ていい感
じのエキパイラインです。
あとはオーナー様のご判断・・・
詳しくは・・・★QUARTER こちらホームページもご覧ください こちらから
★SUZUKI GSX1100S カタナ マフラー製作 サイレンサー編
ぐぅーっと、まぁーるく曲がったエキパイ、そしてテールパイプからサイレンサー、なかなか迫力も出ていい感
じのエキパイラインです。
あとはオーナー様のご判断・・・
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★SUZUKI GSX1100S カタナ ワンオフマフラー製作
エキパイの作業へ突入。 冶具を作っているようですが、今回は何本曲げるかな~??? と・・・
いよいよチタンパイプの手曲げでーす!!!
手曲げ始まると、お店の中はすっごい熱気・・・気温も低くなったこの時期、お部屋が温まり、ありがた~い
(笑) なーんてまた呑気にバカなこと言っていると社長に叱られますが・・・(爆)
エキパイは手曲げが終わっても、その後また大変な作業が待っています。
曲げた4本のエキパイを集合部できれいに連結させないといといけません、キッチリ集合にはまるようにと何
度も何度も擦り合わせの繰り返し。
工場からは削り音、その音を一日中ずーっと聞き続けている私です(笑) 手間暇かかる作業ですが、フルエ
キのライン出しには必須作業ということ???!!!・・・
ところで社長、『今日は手曲げは4本で決めてやるっ!!!』 なんてことをおっしゃっておりましたが・・・
さて勝負の結果を申告していただきました。 工場の隅っこに、ポツンと一本の曲げられたパイプです。
んっ??? 失敗作は1本だけ・・・おぉ上出来じゃん!!!
と、社長、隅にあるパイプ見て、『別にこのパイプでもいいんやけどねぇ、なんかね、ちょっと気にいらん・・・』
だそうですけど。 チタンパイプって高価だし、無駄がでないように作りたいという社長の気持ちと、社長の
拘・・・、社長の拘りが強ければ、その分だけクォーターにはチタンパイプの在庫は必要になるわけですよ(爆)
失敗という手曲げチタンエキパイです・・・
★SUZUKI GSX1100S カタナ ワンオフマフラー製作開始
その1.フランジ&カラー
<フランジ&カラー完成>
排圧ピース製作も完了
フランジ&カラー、内部に排圧ピースが入っています
手づくりとは、ここまで時間が掛かるものだと感じるのは、この小物を削り終えたときです。
出来てしまえばたったコレ!!!??? 見ている私がそう思っているということは、削っている社長はいったいどう
思っているのでしょう???・・・はてはて面倒くさーっ!!! それとも削り終えた充実感に溢れているのか・・・
まぁそこは微妙~なところでしょうか(笑)・・・ただ、この小さなパーツまでも、ひとつ1つ作るのだから、これこ
そ “ワンオフ製品!!!” と呼んでくださいませ(笑)。
ワンオフといいながら、細かい部品までは作ってなかったりしてるところもあるというし・・・ とにかく手作り、
ワンオフ製品は手間暇掛かっております(笑)
その2.集合
集合部の材料の切り出し作業は完了、上のパーツは擦り合わせて集合の形に溶接、下のパーツは、広げる
加工をしてソケットにしますで、面取り、すり合わせ終わり溶接完了!!!
集合部の内部はこのようになっています。
★kawasaki Z1 チタンフルエキ製作<エキパイ 手曲げ編>
まずは、これ “治具” です
チタンエキパイの手曲げですが、その前に治具作り。
不思議ですよねぇ、この細~い棒がエキパイの治具??? チタンエキパイを曲げる前にこの鉄の棒を車体に
沿ってエキパイ同様4本作ります。 曲げて作ったこの冶具等に合わせて、4本のエキパイを作っていくの
で、マフラー製作でのこの冶具というものは、とっても重要な部品のようです。
社長も満足いくエキパイができたようです
エキパイを曲げては、治具に合わせてみて曲がり具合などを確認、調整します。
1本づつ丁寧に角度やクリアランスなどを確認、微妙なズレを調整しながら、この作業を繰り返します。
さてさて今回は何本のパイプを曲げたかな??? (6本でした、2本はボツです・・・)エキパイの曲げ直しといっ
ても、正直なところ、なんで曲げ直し!!!??? みたいな・・・、これは曲げた社長にしかわからない程度、ほぼ社
長の拘り、自己満足だと思われます。 あくまでも私個人の意見ですけど・・・(笑)
そして本日のメイン作業は、曲げたエキパイの擦り合わせです。 いつもながらこの作業、車体に合わせて、
集合部までエキパイ4本がピッチリ合うまで、車体にもぐり込んだ姿勢でエキパイを合わせてみて、そしてそ
のエキパイを機械の方へもっていき、合わせ面の擦り合わせ、削ります。この作業をエキパイ一本一本す
るのですが、この立ったり座ったりする回数は半端ない!!! ずーっと何回も何回も同じ作業の繰り返しです。
変なこの作業なのですが、ここで手を抜くと、溶接面の見た目にも、そしてマフラーにとってもっとも大切な
排気効率にもに影響が出て、結果的に良いモノはできません!!!
というわけで、社長の拘りは延々と続くのです・・・(爆)
次はサイレンサー製作へ続く・・・
★kawasaki Z1 チタンフルエキ製作<集合編>
マフラーが完成して車体に装着すると集合の内部は見えないので今のうちに・・・
集合の内部は、こんな感じです
加工したホイールを塗装に出しているため、今日はまず車体とのクリアランス等に支障のない “集合” から
作っています。 集合の次は、サイレンサー? それともフランジ&カラー? の順番で製作かな???
エキパイはホイールを装着してからでないと、車高などクリアランスの問題もあるので、ホイールができてき
てから治具をつくり手曲げします。
各パーツを先に作っていると、エキパイ、テールパイプが出来たときに組み合わせると完成になるので、ここ
は社長、ホイールの出来上がりを、ボーッと待つのではなく(爆) フルエキなるべく早くできるように、段取り
よくこなしていくようです・・・この調子で作業が順調にいきますように・・・
★kawasaki Z1 チタンフルエキ製作<フランジ&カラー編>
さて、フランジ&カラーも完成です
小物の製作もココまでで、次はサイレンサー、チタンエキパイ手曲げ作業へと進行していきます。
★ワンオフマフラー製作 フルエキチタン ノートン コマンドー
<マフラーパーツ一式>
やっぱり社長は最後にチタンエキパイの曲げ直し作業をしてしまったそうです(笑)
素人目には、その曲げ直しをしたのは解らない程度(曲げ直しをした社長には申し訳ないですけどね・・・
社長は納得いかなかったのでしょうね、気になりだしたら止まらない性格だし・・・(笑)
まぁこれが、マフラー製作の上で、社長が一番気になる “ライン出し” ということなのでしょうか・・・ 完成す
ると、意外にもそのやり直したところが、結構目立ったりするものなのですよね、これがまた不思議なもので
す・・・。
<サイドスタンド製作&加工>
サイレンサーステー作り加工と、今回のマフラー製作でのエキパイ、サイレンサーの角度によって干渉する
サイドスタンドの加工、最後はラムダセンサー加工となります。
社長いわく、干渉を避けるためには、そう作らざるをえなかった!!!! ということでした。
わぁそりゃ大変だわ・・・(笑)
今まで作ったサイドスタンドの中で、今回がダントツ難しかったそうです。
製作したマフラーに干渉するサイトスタンド、そのトラブル解消するため製作加工、これも結構時間掛かって
いたようですが・・・。
サイドスタンドとはいえ、強度やクリアランスなど、問題事項はいろいろあるので、あなどれない作業・・・簡単
そうでも、かなり神経を使っての作業のようです。
★ノートン コマンドー フルエキチタン製作 <エキパイ編>
いつものようにチタンエキパイを切断、そして切断したパイプに砂を詰めて何度もコンコンと床に打ち付けて
います(この微妙な加減・・・)この砂詰め作業がまた重要だそうです。 砂がエキパイの中に隙間なく均等
になるように丁寧に詰めないと、あとあと曲げのときに影響があるそうです・・・ん~、たかがパイプの砂詰な
のに奥が深いなぁ(笑)
夕方からは、工場の中、バーナーを炙る熱気でムンムン状態、暖房いらず、それどころか社長はクーラーを
入れたい気分みたい(笑) さてどうでしょう??? 今日の手曲げの出来栄え・・・出来栄えの前に心配なのは、
まずは社長の機嫌!!!???
下の画像が無事手曲げ完成のエキパイです。
エキパイ手曲げ、上手くいったようです。 珍しく???(笑)失敗もなくめちゃ順調な流れです・・・
体調&気分よかったのかなぁ? 2本とはいえ、失敗がないなんて今までなかったと思うのですが・・・
ん~、このまま曲げ直しがないままいくかなぁ???・・・
そして次は、曲げたエキパイの擦り合わせ作業です。
いや~これがまた過酷な作業(笑)、溶接前の擦り合わせ作業は、マフラー作りでは “要” の作業です。
ここで手を抜くと、本溶接のときに大変なことに・・・
キレイに、そしてキッチリ作るには、『急がば回れ』 の精神で!!!???(笑) 社長、ファイトです・・・(爆)
作業終了が近づいた、その時、社長の口から・・・出たぁ~!!! 『やっぱり曲げ直そうかなぁ・・・あーぁ、く
そーっ!!!』 だそうです、やっぱりね、そう上手くいくはずないもんね!!!(爆)
そんなこんなですが、マフラー製作、い~い感じで進行しておりますので、オーナー Sさま、完成まで今少し
お待ちくださいませ・・・
★チタンフルエキ製作 <サイレンサー完成>
溶接もキレイに仕上がっています
内部のパンチング加工も無事終了
作業が進めば進むほど、サイレンサーの拘り部分が見えてきます。
昨日の作業は、テーパー状にチタン板を丸め、そのテーパー状のサイレンサーに角度を与えたデザイン、
そしてさらに拘りの箇所がサイレンサーのエンド部分、“リバースコーンタイプ” ん~っ・・・なかなか拘って
おりますよコレ・・・このカタチがクラッシック車両には合うのでしょうね。
しかーし、2本を同じ形に作ることがいかに大変か!!! と、一応私も思いはしますが・・・
さすがにこの苦労というものは、作業をしている社長にしかわからないことでしょう!!!・・・
完成品を見るだけ、相変わらずの外野席の私です(笑)
やっぱり面倒というか、手間暇が半端ない作業、やはり社長の気分と体調は、マフラー製作には必須条件かも???!!!(笑)
いつになっても変わらない作業工程、ワンオフの世界は、超~アナログ作業なのであります・・・(笑)