月別アーカイブ: 2017年11月

ワンオフマフラー製作 <SUZUKI GSX1100S カタナ>

 ★SUZUKI GSX1100S カタナ ワンオフマフラー製作

エキパイの作業へ突入。 冶具を作っているようですが、今回は何本曲げるかな~??? と・・・

いよいよチタンパイプの手曲げでーす!!!

手曲げ始まると、お店の中はすっごい熱気・・・気温も低くなったこの時期、お部屋が温まり、ありがた~い

(笑) なーんてまた呑気にバカなこと言っていると社長に叱られますが・・・(爆)

エキパイは手曲げが終わっても、その後また大変な作業が待っています。

曲げた4本のエキパイを集合部できれいに連結させないといといけません、キッチリ集合にはまるようにと何

度も何度も擦り合わせの繰り返し。

工場からは削り音、その音を一日中ずーっと聞き続けている私です(笑) 手間暇かかる作業ですが、フルエ

キのライン出しには必須作業ということ???!!!・・・

ところで社長、『今日は手曲げは4本で決めてやるっ!!!』 なんてことをおっしゃっておりましたが・・・

さて勝負の結果を申告していただきました。 工場の隅っこに、ポツンと一本の曲げられたパイプです。

んっ??? 失敗作は1本だけ・・・おぉ上出来じゃん!!!

と、社長、隅にあるパイプ見て、『別にこのパイプでもいいんやけどねぇ、なんかね、ちょっと気にいらん・・・』

だそうですけど。 チタンパイプって高価だし、無駄がでないように作りたいという社長の気持ちと、社長の

拘・・・、社長の拘りが強ければ、その分だけクォーターにはチタンパイプの在庫は必要になるわけですよ(爆)

失敗という手曲げチタンエキパイです・・・

ワンオフマフラー製作 <SUZUKI GSX1100S カタナ>

★SUZUKI GSX1100S カタナ ワンオフマフラー製作開始

その1.フランジ&カラー

<フランジ&カラー完成>

排圧ピース製作も完了

フランジ&カラー、内部に排圧ピースが入っています

手づくりとは、ここまで時間が掛かるものだと感じるのは、この小物を削り終えたときです。

出来てしまえばたったコレ!!!??? 見ている私がそう思っているということは、削っている社長はいったいどう

思っているのでしょう???・・・はてはて面倒くさーっ!!! それとも削り終えた充実感に溢れているのか・・・

まぁそこは微妙~なところでしょうか(笑)・・・ただ、この小さなパーツまでも、ひとつ1つ作るのだから、これこ

そ “ワンオフ製品!!!” と呼んでくださいませ(笑)。

ワンオフといいながら、細かい部品までは作ってなかったりしてるところもあるというし・・・ とにかく手作り、

ワンオフ製品は手間暇掛かっております(笑)


その2.集合

集合部の材料の切り出し作業は完了、上のパーツは擦り合わせて集合の形に溶接、下のパーツは、広げる

加工をしてソケットにしますで、面取り、すり合わせ終わり溶接完了!!!

集合部の内部はこのようになっています。

ワンオフ ステップ製作 <GSX1100S カタナ編>

★SUZUKI GSX1100S カタナ ステップ製作

ワンオフステップ製作始めています、PCで図面を描いて型紙作り、なんか図画工作!?(笑)

ワンオフものスタートは、ほーんとビックリするくらいアナログ~(笑)今の時代あまりのギャップに笑える。

でもこんな時代だからこそ、あえてワンオフのものが貴重に感じられることもあるし、逆に新鮮だったりも・・・

今の時代だからこそ、アナログとデジタルを上手に使い分けて楽しめたらいいのかもしれません・・・

 ワンオフステップを作る上で社長が一番拘るところが “ペダル位置” です。

オーナーの体格はもちろん、乗り方、そしてなによりも公道でのツーリングメインで使用するのか、サーキット

走行を楽しみたいのか??? などなど、人それぞれ違います。

ステップ製作の依頼があるときには、オーナーと相談しながら、そのオーナーに一番合った位置、角度を考

えてから図面を起こして、その後材料の切り出しになりますが・・・これまた拘りが強い社長、材料の切り出し

直前まで位置はココでいいのか? と悩みだし、しばらく真剣に迷う社長です(笑)

削り作業が始まれば、あとは形になるまでアルミの塊をどーんどん削るだけ!!!??? その後は工場も社長もア

ルミ削りカスだらけ!!!(笑)

ヒールガードは、次の作業、ワンオフマフラーを作りながら進めていきます。

SUZUKI GSX1100S カタナ フレーム補強

★カタナフレーム補強 第二段

フレーム補強 第二弾です。 補強をする各箇所をグラインダーで削ってキレイにします。

この作業を怠ると、溶接面が綺麗になりません。 すごく面倒な作業ですが、あとで後悔しないようにと社長

ここは手を抜かず・・・地道に作業中です(笑)

そして、補強材を点付け溶接、その後本付けします。


追加でキャッチタンクも製作