★kawasaki Z1 チタンフルエキ製作<エキパイ 手曲げ編>
まずは、これ “治具” です
チタンエキパイの手曲げですが、その前に治具作り。
不思議ですよねぇ、この細~い棒がエキパイの治具??? チタンエキパイを曲げる前にこの鉄の棒を車体に
沿ってエキパイ同様4本作ります。 曲げて作ったこの冶具等に合わせて、4本のエキパイを作っていくの
で、マフラー製作でのこの冶具というものは、とっても重要な部品のようです。
社長も満足いくエキパイができたようです
エキパイを曲げては、治具に合わせてみて曲がり具合などを確認、調整します。
1本づつ丁寧に角度やクリアランスなどを確認、微妙なズレを調整しながら、この作業を繰り返します。
さてさて今回は何本のパイプを曲げたかな??? (6本でした、2本はボツです・・・)エキパイの曲げ直しといっ
ても、正直なところ、なんで曲げ直し!!!??? みたいな・・・、これは曲げた社長にしかわからない程度、ほぼ社
長の拘り、自己満足だと思われます。 あくまでも私個人の意見ですけど・・・(笑)
そして本日のメイン作業は、曲げたエキパイの擦り合わせです。 いつもながらこの作業、車体に合わせて、
集合部までエキパイ4本がピッチリ合うまで、車体にもぐり込んだ姿勢でエキパイを合わせてみて、そしてそ
のエキパイを機械の方へもっていき、合わせ面の擦り合わせ、削ります。この作業をエキパイ一本一本す
るのですが、この立ったり座ったりする回数は半端ない!!! ずーっと何回も何回も同じ作業の繰り返しです。
変なこの作業なのですが、ここで手を抜くと、溶接面の見た目にも、そしてマフラーにとってもっとも大切な
排気効率にもに影響が出て、結果的に良いモノはできません!!!
というわけで、社長の拘りは延々と続くのです・・・(爆)
次はサイレンサー製作へ続く・・・